ヨーロッパで風邪薬代わりにされてきたリンデンはちみつ(菩提樹の花から採れるはちみつ)
~リンデンはちみつはノドに良い~
おばあちゃまの知恵として代々伝わる咳止め
数千年前の昔からはちみつは人間の生活と密着していました。防腐剤や殺菌剤、キズ薬や風邪薬と、化学物質のない時代の万能薬でした。とりわけ、咳や風邪の症状を軽減するために利用されることが多く、現在のヨーロッパ諸国でも重宝されています。
昔から、子供がゴホンと咳をしたら「はい、舐めなさい」とおばあちゃまやママがハチミツを与えます。ブルガリアのドラッグストアでは、リンデンが原料ののど飴やのどスプレーがたくさん売っていて、風邪、鼻水、喉の痛みや腫れ、痰を切るのに効果的だそうです。
リンデンはちみつをそのまま舐める場合は、すぐにゴクンと飲み込んでしまわずに、イガイガや乾燥を覆うように、しばらく喉にとどめるようにゆっくりと飲み込んでみてください。