ブルガリア・ビー・ガーデンついて
初めてブルガリアを訪問したときに口にしたハチミツの味は今でも忘れません。甘さにキレがあり、後味が爽やかで、良い香りがしました。今まで、そんなハチミツは食べたことがありませんでした。
健康の国ブルガリアでは、そんな美味しい天然ハチミツが当たり前に食卓に並びます。ブルガリアの自然をそのまま瓶に詰めたハチミツです。
「素朴だけど、これ以上ない贅沢なハチミツ」を日本の食卓にお届けすることが、私たちブルガリア・ビー・ガーデンの使命です。
organic beekeeping
ブルガリア・ビー・ガーデンのハチミツ作り
私たちが追求するのは「安心して食べられる本物のハチミツを生産すること」。
ブルガリアの豊かな自然の恵みだけにただ頼るのではなく、積極的に良い環境を探し、良い養蜂家を探し、常に最も自然に近いハチミツを集めることにこだわっています。
ミツバチは、3~4キロしか飛ぶことができません。ミツバチの飛行範囲内に、工場や大きな農場や交通量の多い幹線道路や住宅地がない場所を選んで巣箱を置いています。 自然に恵まれたブルガリアには、そのような土地がたくさんあります。
天然はちみつは、ミツバチが完成させるもの。そこに私たち人間の手は一切加わりません。ミツバチが花蜜を巣に持ち帰り、羽ばたいて水分を飛ばし、十分に濃縮されたものを巣房に詰めて蓋をする…これが完熟ハチミツです。
早く採ったり加熱濃縮したり…と人の都合でハチミツを作らない。ハチミツの完成を決めるのはミツバチです。
ミツバチが活発に蜜を集めるのは3~9月。それ以外の季節もミツバチ達には、有機ハチミツをエサとして与え、健康管理や害虫から巣を守るためにも化学薬品類は一切使用していません。
- こだわり「巣箱の置き場所」
- こだわり「完熟」
- こだわり「1年を通してミツバチを守る」
氷点下20度にもなるブルガリアの冬。巣の中で静かに春を待つミツバチ達には有機ハチミツを与えています。
また、健康管理や害虫から巣を守るためにも化学薬品類は一切使用せず育てています。
EU certified organic food
EUが定めるオーガニックはちみつとは
安心して食べられる本物のハチミツをお届けするためのこだわりのひとつに、「EU有機農産物認証」の取得があります。EUが定めた有機農業規則に従ってきちんと生産しているハチミツであることの証明です。
認証を取得するためには、EUが認可する管理機関によって規定の審査を受けます。ハチミツの成分の95%以上が有機成分であること(残り5%も厳密な条件をクリア)以外に、製造・加工過程、輸送や保管方法など、下記のように厳しくチェックされます。
蜜源の植物は、野生の草花や樹木であること
巣箱の設置場所から半径3キロメートル以内に環境を汚染する要因、例えば、工業施設やの人口密集地区や幹線道路が存在しないこと
ミツバチの育成や健康管理のためには、一切薬品類を使用しないこと
天然素材の巣箱を使い、かつ毒性のないオーガニックペンキで塗装されたものであること
採蜜から瓶詰めまで、常に衛生状態を保ち化学物質が混入しないように管理されていること
- 何から蜜を取っているか
- 巣箱をどこに置いているか
- どのようにミツバチを育てているか
- どんな巣箱を使っているか
- どのように製品化を行なっているか
quality
品質について
EUが定めた有機農業規則に従って生産している「EU有機農産物認証」取得済みのハチミツをお届けしていますが、一部のはちみつ(現在はコリアンダー)は、「有機生産認証非申請」です。
これは、有機認証を申請中または申請していない小規模な養蜂家が集めているハチミツですが、他の有機はちみつ同様に、品質検査と成分分析をクリアし、ブルガリア・ビー・ガーデンが自信を持って販売しています。
ブルガリア公的検査機関
- Central Laboratory of Veterinary and Ecology
- Bulgarian National Agriculture and Food ministry
map
採蜜地マップ
同じ花のはちみつでも、採蜜期の気候や花の咲く土壌や地形といった自然環境(テロワール)によって、それぞれに個性を持ったはちみつになります。それはまるでワインがその年の葡萄の出来によって味が変わるのに少し似ています。
ブルガリア・ビー・ガーデンの主な採蜜地
- オークハニーデュー
ブルガリアの東端、黒海に面したストランジャ自然保護区内の樫の大森林 - アカシア
ブルガリアを東西に横断するバルカン山脈の山麓
ブルガリアの北端のドナウ川流域(ルーマニアとの国境) - リンデン
バルカン山脈の山麓 - ラベンダー
バルカン山脈の南のトラキア平原やローズバレー - ハーブ
バルカン山脈の山麓 - コリアンダー
ブルガリア南東部のトラキア平原
visit
ブルガリア訪問歴
- 2017年9月
- 2018年8月・9月
- 2019年11月